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伊豆大島をロードバイクで左回り1周半の旅

地層大切断面(筆者撮影)

はじめに|夜明けとともに、島を走り出す

岡田港到着のフェリー(筆者撮影)

伊豆大島をロードバイクで走る——それは、ただのサイクリングではなく、火山と海と風の中を駆け抜ける冒険だ。
今回は、東海汽船の夜行フェリーで伊豆大島に渡り、左回りで島を1周半するルートを選んだ。
キャンプ道具を積んでの輪行旅。朝焼けの岡田港に降り立った瞬間から、非日常の時間が始まった。


🚴‍♂️ サイクリングスタート|岡田港から元町港へ

岡田港の日の出(筆者撮影)

午前6時、フェリーが岡田港に到着。空はまだ薄暗く、港には静かな潮の香りが漂っていた。この写真は岡田港に着いたばかりのフェリーと、夜明けの空。
まずは元町港へ移動し、コインロッカーにキャンプ道具を預けて身軽になる。ここからが本格的なサイクリングのスタートだ。


🪨 地層大切断面と波浮港の絶景

地層大切断面(筆者撮影)

最初の立ち寄りポイントは「地層大切断面」。火山島・伊豆大島の成り立ちを物語るような、幾重にも重なった地層が道路脇にそびえ立つ。この写真はその全景。圧倒的なスケールに思わず足を止めた。

波浮港(筆者撮影)

さらに進むと、波浮港を見下ろす高台に出る。この写真はその眺め。静かな港町と青い海が広がり、まるで絵画のような風景だった。


🌊 筆島と火山シェルター、そしてヒルクライム

筆島(筆者撮影)

海に突き出た奇岩「筆島」も見逃せない。この写真は筆島の姿。海と空の青に、黒々とした岩が映える。
途中には「火山緊急避難用シェルター」もあり、火山島であることを改めて実感する。
そして、いよいよヒルクライム区間へ。勾配はきつくないが、じわじわと脚にくる。

この写真はヒルクライム中の道。振り返ると、登ってきた道と海が一望できた。


🏔️ 島の最高地点と裏砂漠の入口

大島一周道路最高地点(筆者撮影)

大島一周道路の最高地点、標高372mに到達。この写真はその標識と風景。ここまで来た達成感と、吹き抜ける風が心地よい。

裏砂漠入口(筆者撮影)

少し進むと「裏砂漠」の入口に到着。砂利道が続き、火山の荒々しさを感じさせる。この写真はその入口の様子。今回は時間の都合で奥までは行かなかったが、次回はぜひ歩いてみたい。


🌳 泉津の切通しとサンセットパームライン

泉津の切通し(筆者撮影)

泉津の切通しは、まるで「となりのトトロ」の世界のような緑のトンネル。この写真はその幻想的な風景。木漏れ日が差し込む中を走るのは、まさに癒しの時間だった。

サンセットパームライン(筆者撮影)

岡田港まで戻ったあとは、サンセットパームラインを南下して再び元町港へ。この写真はその道中。海沿いの道にヤシの木が並び、南国感たっぷりの絶景が続く。


🌋 赤禿と温泉、そしてべっこう丼

途中に立ち寄った「赤禿」は、海に突き出た赤い丘。赤いのは溶岩の色だという。この写真はその風景。火山島ならではの地形に、思わず見入ってしまった。

出典:東京都大島町公式サイト

途中で天然温泉施設「元町 浜の湯」で温泉タイム。海を眺めながらの露天風呂は、疲れた体に染み渡る。
この温泉は東京都大島町運営の温泉施設。海を眺めながら入れる露天風呂が魅力。
男女混浴の為、水着の着用が必要。水着は受付時に無料レンタルあり。

べっこう丼(筆者撮影)

そして昼食は、元町港近くの食堂で「べっこう丼」。この写真はその一皿。島の名物であるピリ辛の漬け丼は、サイクリング後のご褒美にぴったりだった。


🏁 ゴールはトウシキ野営場へ

昼食後、元町港でコインロッカーからキャンプ道具を回収し、最終目的地の「大島トウシキ野営場」へ向かう。
海風を感じながらのラストスパート。1周半のサイクリングを終え、テントを張ってようやくひと息ついた。


まとめ|伊豆大島は“走って感じる”島だった

伊豆大島をロードバイクで左回りに1周半。火山の地形、港町の風景、裏砂漠の荒涼、そして温泉とグルメ。五感すべてで楽しめるサイクリング旅だった。

アップダウンはあるものの、道は整備されていて走りやすく、初心者でも無理なく楽しめるルート。
クルマも少なくバス以外の大型車がほとんどいなので快適なサイクリングだった。

伊豆大島キャンプ旅シリーズ

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