
はじめに
2016年のゴールデンウィーク、北海道新幹線で函館に到着してからの旅。
前日は雨と強風で天気が荒れていて、「桜、散ってないかな…」と少し不安を抱えながら五稜郭へ向かいました。
でも、そんな心配は杞憂でした。
雨上がりの澄んだ空気の中、五稜郭の桜は見事に満開。春の函館を存分に味わうことができました。
五稜郭の概要と春の魅力
五稜郭は、江戸末期に築かれた西洋式の星形城郭。
箱館戦争の舞台にもなった歴史的な場所で、現在は桜の名所として全国的に知られています。
星形の堀と土手に沿って咲き誇る桜は、春の函館を象徴する風景のひとつ。
この時期に訪れると、歴史と自然が融合した独特の空気感に包まれます。
五稜郭タワーを背景に桜を眺める



五稜郭の敷地に入ると、まず目に飛び込んできたのが五稜郭タワーをバックに咲く桜たち。
この写真は、タワーを背景に撮影した3枚の桜ショット。
雨上がりの光が柔らかく、花びらがキラキラと輝いて見えました。
前日の荒天が嘘のように、空は明るく、空気も澄んでいて、まさに「春のご褒美」でした。
箱館奉行所の歴史と佇まい

五稜郭の中心には、復元された箱館奉行所があります。
この写真は、その外観を撮ったもの。
桜に囲まれた奉行所は、まるで時代を超えて静かに佇んでいるような雰囲気。
歴史的な建物と春の花が並ぶ風景は、どこか幻想的で、しばらく足を止めて見入ってしまいました。
土手沿いの桜並木を歩く


星形の堀に沿って続く土手には、桜並木がずらり。
この写真は、土手と満開の桜を撮った2枚。
歩いていると、風に乗って花びらがふわっと舞い上がり、まるで桜のトンネルをくぐっているような気分になります。
雨の影響もなく、花はしっかり残っていて、見応えは十分。
春の五稜郭を歩くなら、ぜひこの土手沿いのルートをおすすめしたいです。
石碑前で記念撮影する観光客たち

五稜郭の入口には、石碑が立っていて、観光客が記念撮影をしている姿が見られました。
この写真は、その様子を撮ったもの。
GWらしい賑わいと、春を楽しむ人々の笑顔が印象的でした。
旅の記録として残したくなる場所って、こういうところなんですよね。
まとめ・次回予告
前日の天候が嘘のように晴れ渡った五稜郭で、満開の桜を堪能できたのは本当に幸運でした。
歴史ある城郭と春の花が織りなす風景は、心に残る旅の一場面。
次回は、函館山へ向かう旅の記録をお届けします。
展望台からの景色や、昼と夜の函館の表情を楽しみにしていてください。