
🔥 はじめに|炭選びで火加減も楽しさも変わる
「炭ってどれを使えばいいの?」
キャンプやBBQを始めたばかりの頃、私もそんな疑問を持っていました。ホームセンターに並ぶ炭の種類を前に、どれが正解なのか分からず、なんとなく安いものを選んでしまったこともあります。
その日は火がなかなかつかず、煙がモクモクと立ちこめて、目も喉も痛くなってしまいました。
それ以来、炭選びにはちょっとこだわるようになったんです。炭の種類によって火付き、火持ち、煙の量、匂いまで違うんですよ。
今回は、キャンプやBBQで使う炭の選び方について、実体験を交えながらわかりやすくご紹介します。
🪵 炭の種類と特徴を知ろう
キャンプでよく使われる炭には、大きく分けて「黒炭」「白炭」「成形炭」の3種類があります。
黒炭は火付きが良く、初心者でも扱いやすいのが魅力です。マングローブ炭やナラ炭などが代表的で、価格も手頃。ただし、煙や匂いが出やすく、燃焼時間は短めです。
私が初めて使ったのも黒炭でした。着火剤を使えばすぐに火がついて、ジュウジュウと肉が焼ける音が心地よかったのを覚えています。
白炭は備長炭などが有名で、火付きは悪いけれど火持ちが抜群。煙も少なく、安定した火力が長時間続きます。
ただし、着火にはコツが必要で、火起こし器や強力な着火剤がないと苦戦するかもしれません。上級者向けですが、焼き鳥やじっくり焼く料理には最適です。
成形炭はオガ炭など、木材の粉を固めて作られた炭で、形が均一で扱いやすいのが特徴。火持ちも良く、着火加工されたタイプなら初心者にもおすすめです。
私は最近、成形炭の着火済みタイプを使ってみたのですが、袋から出してすぐに火がついて、煙も少なく快適でした。
🧑🍳 シーンに合わせて炭を選ぶ

炭選びは、どんなキャンプやBBQをしたいかによって変わります。
例えば、初心者が友人と手軽にBBQを楽しむなら、火付きの良い黒炭や着火加工済みの成形炭がぴったり。準備も簡単で、すぐに焼き始められます。
一方、じっくりと焚き火を楽しみたいソロキャンプや、長時間の炭火料理をしたい場合は、火持ちの良い白炭や高品質な成形炭がおすすめです。
煙を抑えたいなら、無煙炭や煙の少ない成形炭を選ぶと快適に過ごせます。
炭の種類によって、焚き火の雰囲気も変わります。パチパチと音を立てる黒炭の火、静かに赤く燃える白炭の火、それぞれに味わいがあるんです。
🧯 炭選びのコツと注意点
炭は湿気に弱いので、保管には注意が必要です。私は一度、雨の日に袋を開けたまま放置してしまい、次回使おうとしたら全然火がつかず苦労しました。
密閉容器やジップ袋で保管すると長持ちしますよ。
火付きの悪い炭を使うときは、火起こし器や着火剤を併用すると安心です。
また、安価な炭は煙や匂いが強いことがあるので、屋外での使用を前提に選びましょう。
火力の調整は炭の量や配置で行います。種類ごとの特性を理解しておくと、焼き加減も思い通りになります。
📝 まとめ|炭選びでキャンプの質が変わる
炭は、キャンプやBBQの火加減や快適さを左右する大切なアイテムです。
火付きの良さ、火持ち、煙の量、匂いなど、それぞれの特徴を知って、シーンに合った炭を選ぶことで、アウトドアの楽しさがぐっと広がります。
次回は「火起こしアイテム特集」をご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください!